ねばならないジストニア
ジストニアとは、無意識に筋肉が動いてしまう神経系統の病でミュージシャンなどの方に多いそうです。
無意識と書きましたが、私の認識では意に反してというほうがしっくりいく表現です。
例えば、嫌々ピアノの練習を強要させられるピアニストの心の奥の拒絶が手指の痛みとなって現れたりするものです。
小学校の教師生活２７年になる女性です。
７、８年前から右腕にジストニアの症状が現れるそうです。
黒板にチョークで文字を書こうとすると前腕が外側に反転してしまい字が思ったように書けなくなるのです。
彼女は教師の仕事が嫌な訳ではありません。
子ども好きでやりがいも感じています。
では、どうして？
彼女が子どもの頃から今に至るまでのお話をじっくりお伺いしました。
そこから垣間見えてきたことは、学生時代、結婚生活、子育てなど全てにおいて自分を殺して生きてきたということでした。
自分の希望は二の次にして、「こうあらねばならない」という固定観念にがんじがらめになっているのです。
身体もきついけれど仕事はどうしてもしなければならない、そのように捉えておりました。
お身体を拝見すると、後頭部が大変こわばっています。
勿論、肩こりや頭痛も訴えており、おまけに不整脈、動悸、眠気なども感じております。
初回の操法でそれらの症状は無くなりましたが、ジストニアの方は全く効果がありません。
しかし、６回目ぐらいから徐々に症状の減少がみられ、今では字が書けなくなることは無くなったとのことです。
まだ、手首などのだるさは残りますが、彼女の「ねばならない」が少なくなるに従い、それも現れなくなると思われます。
無意識と書きましたが、私の認識では意に反してというほうがしっくりいく表現です。
例えば、嫌々ピアノの練習を強要させられるピアニストの心の奥の拒絶が手指の痛みとなって現れたりするものです。
小学校の教師生活２７年になる女性です。
７、８年前から右腕にジストニアの症状が現れるそうです。
黒板にチョークで文字を書こうとすると前腕が外側に反転してしまい字が思ったように書けなくなるのです。
彼女は教師の仕事が嫌な訳ではありません。
子ども好きでやりがいも感じています。
では、どうして？
彼女が子どもの頃から今に至るまでのお話をじっくりお伺いしました。
そこから垣間見えてきたことは、学生時代、結婚生活、子育てなど全てにおいて自分を殺して生きてきたということでした。
自分の希望は二の次にして、「こうあらねばならない」という固定観念にがんじがらめになっているのです。
身体もきついけれど仕事はどうしてもしなければならない、そのように捉えておりました。
お身体を拝見すると、後頭部が大変こわばっています。
勿論、肩こりや頭痛も訴えており、おまけに不整脈、動悸、眠気なども感じております。
初回の操法でそれらの症状は無くなりましたが、ジストニアの方は全く効果がありません。
しかし、６回目ぐらいから徐々に症状の減少がみられ、今では字が書けなくなることは無くなったとのことです。
まだ、手首などのだるさは残りますが、彼女の「ねばならない」が少なくなるに従い、それも現れなくなると思われます。
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